Thermaltake Spedo VI90001W2Zレビュー1

何故かSpedo Advance Package VI90001W2Z が安売りされているという話を聞き購入してしまいました。たしかに前から欲しいなとは思っていたのですがここに来てまさかの9800円でした(sofmap.comにて)。

フルタワーケースなので箱もデカイです

というわけでSpedoについて簡単に気づいたことを以下に上げてみます。


箱を開けてみると写真のような袋に収められ梱包されていました。
袋には"Spedo Advance Package"の文字がありました。


ケース内部。Spedoは内部が熱源により仕切り分けすることによって優れた冷却効果を発揮するとのことです。CPU部、グラフィックボード部、電源部のように分かれています。


取り外すとこのようになります。


続いて電源部。電源は最近は多くのケースで採用されている下部設置となります。電源の吸気ファンを下側にした際にホコリの侵入を防ぐようにメッシュパーツのフィルターが予め取り付けられています。これはちょっとありがたいです。


5.25インチベイはツールレス仕様になっています。Spedoには7段搭載できるようになっており全てに備え付けられています。なお反対側にもネジ穴が設けられておりしっかりとネジ止めをすることも可能です。また奥行きの短いファンコンなどのデバイスもネジでしっかりと固定できるようになっています。
ちなみにツールレス部分ですが灰色の部分を押すことにより固定部分が写真のようにせり上がります。デバイスを装着した際はせり上がった部分をもとに戻せば固定することができます。


HDDラック部分。こちらもツールレス仕様になっています。Spedoのベイ構成は上から5.25インチベイ×4、HDDベイ×6、5.25インチベイ×3となっています。またHDDラック部分は取り外しが可能となっており5.25インチベイ部分に取り付けることも可能です。
なおツールレス部分ですがやはり灰色の部分を押すことに蓋が開きます。ラックからの固定が外れるのでガイドを取り外しHDDを装着後、逆の手順でもとに戻します。


前面部分。フロントパネルはツールレスで簡単に外れるようになっています(これは結構助かります)。HDD冷却用の14cmファンが予め装着されています。


天板部分。天板も割と簡単に外れるようになっています。なお20cmファンが最初から搭載されています。また12、14cmファンの取り付けも可能となっています。
フロントIOはUSB×2、e-SATA、オーディオピンジャック(イヤホン、マイク)となっています。最近のケースでは比較的USB3.0コネクタが装着されるようになりましたがさすがに2008年発売のSpedoにはありません。



側面反対側。裏配線が綺麗にできるような構成になっています。写真上部のようなパネルが脱着可能となっておりこれによりケーブル類をまとめることができます。
またCPU部裏側にファンを装着することができます。


付属品一覧。12cmファン、5.25インチ-3.5インチ変換アダプタ、電源延長ケーブル、HDDラックアダプタ、説明書が付属しています。
なお背面に12cmファン×2、サイドパネルにも20cmファンが取り付けられています。

発売当初から欲しいなとは思っていましたが30000円という価格がネックとなりなかなか買えませんでした(今でも実売25000円といったところでしょうか)。今回はそれを大きく下げ9800円という価格になり思い切って購入してしましました。

私の場合はHDDはSSDを含めても6基も使用することはないので無駄になるベイが出てきてしまいます。なので強いて言えば全段5.25インチベイであればありがたかったです。ツールレスタイプはファンコンなどのショートデバイスが装着しにくかったりするのであまり好きではないのですが、Spedoに関してはネジ穴がしっかり用意されているのでそのあたりは好印象です。些細な事ですがフロントパネルや天板も外しやすくなっているところなどもポイントではないでしょうか。

デザインや大きさなどが購入のポイントとなるかと思いますがそれが許すのなら良いケースではないかと思います。

たしかに大きいですがXclio1000程ではありません。以前ツクモDOS/V館でXclio1000がやはり安売りされており購入したことがありました。簡単に持ち手をつけてもらって手提げ状態でUDXの地下駐車場まで運んだことがありましたが道行く人の視線を浴び、かなり恥ずかしかったです。

続きます。

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