FREE BEE F2J-1205Wレビュー

もう数年来使用していたRS TAICHIのウインタージャケットが昨シーズンでボロボロになってしまったため代わりになるものを探していました。条件としては所謂"ライディングウェアっぽくない"もの、プロテクターを内蔵できるもの、低価格の3つを考えながら検索。
そこでコミネのJK-541が気になり取り寄せてもらうことにしましたがすでにメーカー在庫無しという状態(この手の商品はシーズン3ヶ月前から勝負が始まっているそうです)。そして…


FREE BEEというメーカーのジャケットに行き付き、購入しました。定価15540円。
同社では幾つかのブランドがあるようですが今回購入したものはFREE x FREEというブランドのようです。カラーは他にブラウンとキャメルがラインナップされていました。


背面。素材はフェイクレザー製となっています。腕部にはリフレクターが装備されています。
首周りですがかなり高い位置まであるのでチンカーテンと組み合わせると防風効果があります。しかしその反面乗車時以外では息苦しく感じますが。


一応首周りのリブは取り外すことができ、冬季以外でも使用できるようになっています。
中綿は高保湿素材を採用、外側は防水加工されているとのこと。上位モデルのF2J-1204Wではフェイクファーのフードに加え(ただし首周りのリブは無し)、ジャケット本体は透湿素材が採用されているようです。


なお背中部分には予めソフトタイプの脊椎パッドが装備されています。


袖口はリブ加工されています。さらにアジャスト用のボタンが設けられており絞ることも可能です。


付属の脊椎パッド。ウレタン製のようで柔らかいです。
サイズは縦40cm、横30cm(各最長部)、下部13cmとなっています。パッド収納ポケットがパッド本体と同じ形となっているので上記サイズよりも小さいものでないと交換することはできません。幾つかメーカーを探しましたが見つかりませんでした。


厚みは1.5cmほど。ちょっと心もとない気もします。


肩と肘部分にプロテクター用のポケットが設けられており、別途購入したものを装備することができます。なお全面のチャックは2重になっていました。


コミネのJK-412に付属していたプロテクターが装着できました。なおポケット自体は小さめに作られているようでこれより大きいプロテクターだと装着は困難かと思います。


上記プロテクター装備後。当然その分厚みが増してしまうのでゴツくなってしまいます。ちなみに重さは1.9kgありました。


背面。バックプロテクターは交換できなかったのでライディング時はプロテクターを入れたバッグを背負おうかと思います。

というわけでF2J-1205Wでした。この製品の利点はデザイン、性能、価格だと思います。
昨今ライディングウェアっぽくない製品も増えてはきましたが選択肢が多いに越したことはありません。またあくまでライディングギアであるためプロテクターを装備できることなどバイクに乗る上での機能も必要です。そしてその中でも15000円程度の価格となっており購入しやすくなっています。

なお着心地ですが私の体格が華奢、体が小さいということもあるのでしょうが動きにくいです。また肩から背中にかけて疲れやすいかと思います。そのように気になる点がないというわけではありませんがしばらく使用してみたいと思います。

その後追記
11月下旬、晴れ、外気温2度という条件で箱根越えをしました。装備はヒートテックインナー+ハイネックシャツ+(貼るカイロ)+ウルトラライトダウン+F2J-1205W。他にはチンカーテンとフェイスマスクを装備していましたがそれほど寒くは感じませんでした。防風、防寒性能はあるのではないかと思います。

しかし装備が甘かった手と足は少しつらかったです。特に手にいたってはブッシュガードやハンドルカバー、電熱系は未装着だったので指先が寒くて非常に痛く感じました。足に関してはヒートテックタイツ+ゴールドウイン保温インナー+TRV045+ユニクロ防風ジーンズという装備。確かにノーマルジーンズと比べれば防風効果はありますがやはり外気温が低いためどんどん体温が奪われていきますのでオーバーパンツを装備したり熱源を確保したほうがいいのかもしれません。

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