SCYTHE ユニバーサルリテンションキット3

前回買ってきたSCYTHEのSCURK-3000を使用してみました。構成は以下のとおりです。

cooler     SCANG-1000(鎌アングル)
retention SCURK-3000(ユニバーサルリテンションキット3)
              SCCL4-1366 (ソケット1156-1366変換クリップ)
MB         P8H67-V

ユニバーサルリテンションキット3はIntelとAMD双方に対応。今回はLGA1155マザーなのでIntel用パーツを使います。ちなみにAMD用のものはクリップを引っ掛けるフックをバックプレートで装着しますが標準のプラスチックから金属パーツに変わることで強度が増すとのことです。

全付属品

手順は以下のとおり。


まず鎌アングルに1156用クリップを装着し、ネジ受けとなる部分をはめます。クリップの受けを二つの部品で挟みこむようになっています。なおプッシュピンが付いていれば先に取り外しておきます(取り外し用の金具も付属しています)。


次にマザーにバックプレートを装着し、裏側からクーラーを止めるネジを差し込みます。この時バックプレートが落下しないようにするのとマザーにネジ受けが接触しないようにゴムをを付けます。


そしてクーラーを装着します。意外とネジが長いです。ちなみにヒートシンクをつけています

特に干渉なくこのようにして取り付けることができました。原理としてはクーラーについているプッシュピンを外して装着することからリテールクーラーなど固定にプッシュピンを使用しているタイプならばほぼすべて流用できると思います。

この手の製品といえばainexのBS-1156ですが、比べてみると工程数は多いものの作業自体は楽なように感じました(BS-1156はクーラーのプッシュピンを外したあと固定用ネジを付ける段階などが面倒、ヒートシンクが大型のクーラーはネジを締めるのが大変)。よりしっかりと固定されているように感じます。
部品点数が多いのでSCURK-3000のほうが価格は高い(実売1280円ほど、BS-1156は750円)ですが値段に見合ったものだと思います。

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