HDDの修理

知人からHDDが壊れた、データを取り出せないかという依頼を受けました。破損の程度はHDD自体の電源が入らないというもの。これでは業者に出したほうが良いのではと話をすると高額な修理代は出せずそれならば諦めるとのこと。業者には依頼しないということで最後にダメもとで部品交換をしてみることにしました。

このHDDは関係ないですが…

ちょうど秋葉原に行こうと思っていたところだったのでジャンク店を巡ってみることに。しかし同一型番を探すとなるとなかなか見つからず。やっとの思いでショップインバースにて見つけることができました(しかしいつ行っても盛況です)。データ消去のみ、一応完動品で1400円也。


今回修理したのは懐かしのMaxtorのSATA MaxLine Plus II 250GB。ちなみにHDDの部品交換は初めてでしたが、まず基盤部分を交換してみることに。


まず基板を取り外します。基板とHDD本体は接点で接続されていました。


基板を交換し、再度ネジ止めをして完了です。これだけですので滞り無く出来ました。


肝心の結果ですが、見事復活しました。最初は電源も入らなかったのでBIOSレベルでも認識されませんでしたがOSで読み込むことができました。知人のデータも無事サルベージ完了。


ちなみに基板は星型のネジ(トルクスネジ)で抑えられているので写真のようなドライバーを購入しました。近所のホームセンターで998円。径はT9が使用されていました。

ということで初めてではありましたが2400円程の経費で修理することができました。復旧したデータはお子さんの写真だったので知人は喜んでいるようでした。


余談ですが記事最初のSeagateのHDDの部品構成はこのようになっていました。写真左隅のパーツの磁石がかなり強力でした。

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