Thermalright LGA1156 リテンションキット

以前GIGABYTEのGA-P35-DS4の初期リビジョンを購入したことがありましたが、あまりにノースブリッジのヒートシンクが大きく使用できるCPUクーラーがかなり限られていました。そこで購入したのがThermalrightのSI-128SEでした。

LGA775までの対応でしたがなんとかLGA1155に取り付けしたいと思い探していると"Thermalright LGA1156 Bolt Thru Kit Rev.B"というLGA1156用のリテンションキットがあるらしい。しかしどこのお店を覗いてももう販売されていない様子。そんな折、サイズダイレクトショップでバルク扱いとして販売されている事がわかりました。

しかしページを良く見てみると"SI-128系クーラーには使用できない"の文字が。アップされている画像を見る限りではその理由がわからなかったのでとりあえず取り寄せてみることにしました。

送料+手数料で結局2095円となってしまいました…

バルク扱いということで特に梱包はなく上記写真のような簡易包装で送られてきました。
以下、LGA775用リテンションキットとの違いを見てみます。


上:1156 下:775

まずクーラー固定用のプレートですが大きさに違いは殆どありません。テンションを掛けるビスの受けの穴の大きさと1156用にはクーラーをより固定させるためか山が追加されていました。

左:1156 右:775

バックプレート固定用の金具です。長さ、高さとも変わりありません。バックプレートに固定するネジの受け穴が1156用のほうが広めに取られています。さらにテンションを掛けるビスの受け穴の高さが1156用では低くなっています。

全付属品

特に説明書等は付属していません。バックプレートは完全に1156(1155)のみ対応のものになっています。テンションを掛けるビスやバックプレート固定用のネジも違いはありませんでした。どれを見ても大した違いは見受けられず実際に取り付けてみることとしました。

マザーはC7P67を使用(1155)

結局装着することができました。クーラー固定用のプレートにあった山も特に干渉せず、バックプレート固定用の金具のビス受けの高さも足りなくなることはありませんでした。ただ一点止めであるため動かそうと思えばクーラー自体は動いてしまいます。山がこれを防止するのではないかと思っていましたがそれほど効果はありませんでした(もしかしたらこれが理由か?)。

とりあえず取り付けだけは出来ましたが、もしかしたら気づかないところで差があり今後不具合が出てくるかもしれません。
しばらくこれで使用してみたいと思います。

追記
HR-01に変更しました。

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