HR-02 Machoレビュー

HR-02が発売されて以降、しばらく動きを見せていなかったHRシリーズですが最近になりHR-02 Machoという廉価版モデルが投入されました。


HR-02ですがブラケット荷重固定システムというテンションをある程度調節できる機能が搭載されたハイエンドモデルで価格も9000円ほどと高価でした。今回は一部機能や材質等のコストを抑えた普及価格帯での登場となりました。


コスト削減としてブラケット荷重固定システムから通常のバックプレート方式へ変更、ヒートパイプのメッキ処理の簡略などが挙げられます。HR-02は使用したことはありませんでしたがフィン自体もサイズブランドクーラーに近いような質感という感じを受けました(HR-01に比べ薄い、精度が低いような気がする)。


特徴的なシンク中央にあいた固定のためのドライバー用の穴は健在です。


Machoでは予め14cmラウンドファンが付属しています。4pin、PWM対応となっています。


P8H67-Mへ装着。その大きさもHR-02譲りです。なおケースサイドパネルへの干渉を防ぐためにファンの位置を下げるとメモリスロット1本に干渉してしまいました。MicroATXマザーを使用する際は注意が必要です。また周辺コンデンサなどにヒートシンクが付いているモデルではそちらに干渉することがあるようです。


使用したケースはAbee SC730A-Sですがなんとか収まりました。側面パネルも干渉なし。一応前面、背面に12cmファン2機を搭載しました。

肝心の性能ですが室温25.4°Cでアイドル時31°Cほどでした(PCスペックはこちら)。前面背面ファン停止、CPUファン自体は600回転程+電源ファンという環境でしたがファンレスでも運用可能できそうです。

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