自作界隈でNECのサーバーと言えば通称鼻毛鯖と呼ばれるExpress5800/S70 タイプRBが一時期話題になりました。そして最近その後継に当たる製品が若干話題になっています。
このシリーズで特徴的なのがその価格です。今回はNTT-X Storeで15800円で購入しました。
まず内容物ですがサーバー本体に加えてUSBマウス、USBキーボード、電源ケーブル、ユーザーディスク、各種説明書となっています。
本体ですがスリムタイプの筐体が採用されています。スペックに関しては
CPU:Celeron G540
MB:MS-S0331(C216チップセット)
メモリ:2GB(hynix)
HDD:ST500NM0011(Seagate 500GB SATA6Gbps)
ODD:UJ8A0JAS(Panasonic製スーパーマルチドライブ スリムタイプ)
NIC:82579LM(intel NIC)
とCPU以外もスペックアップしています。
ケースやマザーは専用品となっておりそのままでは入れ替えは不可能となっています。また電源部はコスト削減、薄型化のためか剥き出し状態の上にプラスチック製の透明なカバーがかけてあるだけとなっています。
また電源から伸びるケーブルはすべてマザーに接続されておりSATA電源などはありません。そのためマザーを通してHDDとODDに電源供給されています。ODDに関してはスリムラインSATAとなっておりデータと電源ケーブルは一体化されています。
空きベイに関しては3.5インチシャドウベイx1のみとなっています(SATAポートと電源の予備が1つあり)。
エアチャンバーを外した様子、マザーは今回もMSI製のようです。拡張性ですがPCIeスロットがx16(Gen3)、x4(Gen2)と一基ずつ搭載されています(ただしライザーカード接続)。PCIスロットは用意されていません。メモリスロットに関しても二基のみになっています。
ファンは前面(電源用)に8cm、CPUクーラー用として6cm、排気用にケース下部に4cmと各1基ずつ搭載されています。BIOSでコントロール出来ないようでファンの回転数が絞れないため非常にうるさいです。特に4cmファンは耳につきます。
なお本体にスピーカーが予め搭載されておりOSサウンドデバイスとして機能します。
CPUクーラーは6cmファンが吸気する形で装着されています。
CPUとヒートパイプとの接地面は銅板が用いられているようです。
背面I/O部にはシリアルポート、D-sub、DisplayPort、USB3.0(2基)、USB2.0(2基)、LAN、オーディオピンジャックとなっています。USB2.0ポートは前面部にも2基備え付けられていますがもう少しあればありがたいかと思います。映像出力に関してですがHDMIはともかくとしてもDVIは欲しかったところです。そのためDVI使用時はDisplayPort-DVI変換アダプタを利用する必要があります。
というわけでExpress5800/S70タイプhfでした。スリムタイプになったためPCを置く場所がないという人にとってはいいかもしれませんがパーツ交換がしにくくなってしまったのでそのあたりに関しては少しマイナスかと思います。ベアボーンといったところでしょうか。
12/19追記
記事修正、LANチップの型番が間違っていました。
CPUクーラーの画像を追加。
関連記事
NECサーバーExpress5800/S70タイプhfを購入 その2
NECサーバーExpress5800/S70タイプhfを購入 その3
このシリーズで特徴的なのがその価格です。今回はNTT-X Storeで15800円で購入しました。
まず内容物ですがサーバー本体に加えてUSBマウス、USBキーボード、電源ケーブル、ユーザーディスク、各種説明書となっています。
本体ですがスリムタイプの筐体が採用されています。スペックに関しては
CPU:Celeron G540
MB:MS-S0331(C216チップセット)
メモリ:2GB(hynix)
HDD:ST500NM0011(Seagate 500GB SATA6Gbps)
ODD:UJ8A0JAS(Panasonic製スーパーマルチドライブ スリムタイプ)
NIC:82579LM(intel NIC)
とCPU以外もスペックアップしています。
ケースやマザーは専用品となっておりそのままでは入れ替えは不可能となっています。また電源部はコスト削減、薄型化のためか剥き出し状態の上にプラスチック製の透明なカバーがかけてあるだけとなっています。
また電源から伸びるケーブルはすべてマザーに接続されておりSATA電源などはありません。そのためマザーを通してHDDとODDに電源供給されています。ODDに関してはスリムラインSATAとなっておりデータと電源ケーブルは一体化されています。
空きベイに関しては3.5インチシャドウベイx1のみとなっています(SATAポートと電源の予備が1つあり)。
エアチャンバーを外した様子、マザーは今回もMSI製のようです。拡張性ですがPCIeスロットがx16(Gen3)、x4(Gen2)と一基ずつ搭載されています(ただしライザーカード接続)。PCIスロットは用意されていません。メモリスロットに関しても二基のみになっています。
ファンは前面(電源用)に8cm、CPUクーラー用として6cm、排気用にケース下部に4cmと各1基ずつ搭載されています。BIOSでコントロール出来ないようでファンの回転数が絞れないため非常にうるさいです。特に4cmファンは耳につきます。
なお本体にスピーカーが予め搭載されておりOSサウンドデバイスとして機能します。
CPUクーラーは6cmファンが吸気する形で装着されています。
CPUとヒートパイプとの接地面は銅板が用いられているようです。
背面I/O部にはシリアルポート、D-sub、DisplayPort、USB3.0(2基)、USB2.0(2基)、LAN、オーディオピンジャックとなっています。USB2.0ポートは前面部にも2基備え付けられていますがもう少しあればありがたいかと思います。映像出力に関してですがHDMIはともかくとしてもDVIは欲しかったところです。そのためDVI使用時はDisplayPort-DVI変換アダプタを利用する必要があります。
というわけでExpress5800/S70タイプhfでした。スリムタイプになったためPCを置く場所がないという人にとってはいいかもしれませんがパーツ交換がしにくくなってしまったのでそのあたりに関しては少しマイナスかと思います。ベアボーンといったところでしょうか。
12/19追記
記事修正、LANチップの型番が間違っていました。
CPUクーラーの画像を追加。
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