CeleronG1610+P8H67-Vレビュー

最近知人からとにかく安いPCが欲しいが何とかならないか、という話がありました。手元にあるパーツだけで何とかしようにもCPUなどいくつか足りない物もあり困っていた所にIvyBridgeのCeleronが発売とのニュースが。折角なので購入してみることにしました。


今回は登場した新CPUで最下位モデルであるCeleron G1610を購入。ソフマップドットコムで3980円でした。主なスペックとしてはクロック2.6GHz、搭載GPUはintel HD Graphics、TDPは55Wとなっています。


付属クーラー。フィンの形状は通常厚となっています。


ヒートシンクは薄めでしょうか。


芯の部分はアルミが採用されていました。

簡単に性能などを見ていきたいと思います。しかしながら金額的な制約があり大半のパーツが1世代以上前の流用品です。

CPU : Celeron G1610
MB : P8H67-V
GPU : intel HD Graphics
RAM : W1333UX4GV 2Gx2 (SuperTalent Micronチップ)
HDD : WD6401AALS (WesternDigital CaviarBlack 640GB)
ODD : LH-20A1S
PSU : ZU-525N (ZUMAX 525W)
USB : マウス、キーボード
CPU cooler : リテール
Chassis fan : 12cm x1(フロント)、8cm x1(トップ)

OS : Windows7 HomePremium 64bit

AHCIモード、UEFIモードでインストール
レガシーデバイス、ASMediaUSB3.0はBIOSで切断

余談ですがZUMAXのZU-525Nという電源ですがかなり軽いです、驚きました。スリットから内部を覗きましたが構成部品の面積が少ないかと思います。
なお最初はP8H67-VのBIOSバージョンは最新ではありませんでしたがBIOSが起動し、G1610を認識することが出来ました(バージョン3506)。しかし念のため最新BIOSへアップデートしました。

・Windows エクスペリエンスインデックススコア


久しぶりにCeleronを購入しましたがプロセッサ、ゲーム用グラフィックスとも"Celeron"とは思えないほどのスコアかと思います。SandyBridge世代のG540と比べると性能向上していることがわかります。

・CINEBENCH CPU-Z


やはりCore i3 3225(HD G 4000)と比べると順当といったところでしょうか。


CPU-Zですが最新版(1.62.0)でNameがPentium G2100Tとなってしまいました。

・消費電力

アイドル時 43W
ロード時 66W (CINEBENCH OpenGLテスト実行時)
ロード時 56W (CINEBENCH CPUテスト実行時)
BIOS時 51W

少し高い気がしますがこれはマザーボード側の影響かと思います。

というわけでCeleron G1610でした。軽く操作してみましたがブラウジングなどの作業ならば特に力不足を感じることもないと思います(むしろHDDがボトルネック)。これほどの性能で3980円という価格は所謂コストパフォーマンスという点ではかなり良いのではないでしょうか。G530の時点でもCore2Duo E6600(Conroe)と同等かそれ以上ということだったのでG1610ではさらに凌ぐと考えられます。昨今の性能向上は本当に驚くばかりです。

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