SO-03CをICS(4.1.B.1.13)へアップデート

docomoによるアップデートが打ち切られてからというもの国際版のftfを利用したりカスタムROMを焼いたりしていました。最近国際版でもJBへのアップデートは打ち切られてしまいましたが4.1.B.1.13への更新があったとのことで国内版Xperia ray(SO-03C)に適用してみることにしました。


というわけで上記スクリーンショットのように4.1.B.1.13となり、root取得することも出来ました。やり方としては4.1.B.0.431でルート取得とほぼ同様です。念のため簡単に記載しておきますがあくまで自己責任とし、何かありましても責任は負いかねます。

準備するもの
ST18i_4.1.B.1.13_Vodafone DE.ftf (4.1.B.1.13のftf xdaより)
ST18i_4.1.A.0.562_(1252-5332).ftf (4.1.A.0.562のftf xdaより)
root取得ツール (xdaより)
flashtool (こちらより)

なお今回はdocomo純正ROMから始めています。

手順1
・SO-03CにflashtoolでST18i_4.1.B.1.13_Vodafone DE.ftfを焼く。ただしExclude TAにチェックを入れる。
・さらにST18i_4.1.A.0.562_(1252-5332).ftfを焼く。この時にwipe dataのチェックを外し、さらにExclude FotaとExclude systemとExclude basebandにチェックを入れる。

手順2
・SO-03C起動。root取得ツール(DooMLoRD_v1_Xperia-2011-ICS-ROOT-emu-busybox-su)を使ってroot化。

手順3
・再びflashtoolを起動しST18i_4.1.B.1.13_Vodafone DE.ftfを焼く。この時wipe欄は全てチェックを外し、Exclude Fota、Exclude system、Exclude baseband、Exclude TAにチェックを入れる。
・端末を起動し完了。


というわけで基本的に4.1.B.0.431でルート取得した時とほぼ同様です。注意点としてはST18i_4.1.B.1.13_Vodafone DE.ftfを焼く際にExclude TAにチェックを入れないとSIMを認識することができなくなってしまいました。またIIJmioのSIMを挿入しAPN設定しようとした時に一度モバイルデータ通信をオフにしなければAPNが保存出来ませんでした。

若干の注意点はありますが難しいこともなく最新環境+root取得することが出来ました。bootloader unlockをしていない現状ではカスタムROMの選択肢が少なく、このftfを使った方法が基本的なカスタムかと思います。しかし使用してみると4.1.B.0.431と比べて全体的に動作などが若干改善され、フェイスアンロックに関しても解除時のもたつきが少なくなった気がしますのでこれはこれでいいのではないでしょうか。

その他以前行ったカスタムも同じように導入することができました。私の手元では通話専用端末としてまだまだ現役なので頑張って欲しいところです。

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