GalaxySIIIα(SC-03E)でRoot取得

先日手に入れたGalaxySIIIα(SC-03E)ですが調べてみるとかなり簡単にRootが取得できるとのことなので早速試して見ることにしました。

これまでSC-03Eでは数回docomoによるアップデートが行われており4/1にも実施されたばかりですがすでにこのバージョン(MC3)でもrootを取得することができます。
Root取得はメーカー保証対象外の行為となり万一端末が故障しても責任は負いかねます。自身の責任のもと行ってください。
なおRoot取得方法としてはいくつかありますが以下の手順はあくまで私が成功したもでありメモ程度のものです。

準備するもの
・[OFFICIAL] Japanese SGS III (SC-03E) Rooting, ROMs, Kernels & Guides (xda) から
MC3_SC03E-ROOTED-system.tar.md5.zip(Root化済ROM post8より)とSC03EOMAMC3_SC03EDCMAMC3_SC03EOMAMC3_stock.zip(StockROM)
・new ODIN v3.04 (xda) からOdin3_v3.04.zip
・SAMSUNG webサイトからKies

手順0
・必要なデータ等各種バックアップをとっておく。
・Kiesをインストール、ダウンロードしたファイルを解凍しておく。

手順1
・SC-03EのバージョンをJRO03C.SC03EOMAMC3にする。バージョンアップの方法はKies、OTA、ダウンロードしたStockROMを焼くなどどれでも構わないようです(今回はOTAを利用)。

手順2
・SC-03Eをシャットダウン。リカバリーモード(電源+ボリュームダウン+ホーム)で起動し各種wipeを行う。

物々しいですが

・Odin起動。SC-03Eをシャットダウンし今度はダウンロードモード(電源+ボリュームアップ+ホーム)で起動しPCに接続する。上記のような警告画面が出てきますがボリュームアップで続けます。

・解凍したMC3_SC03E-ROOTED-system.tar.md5をPDAにセットしStartをクリックする(上記画像参照)。
・数分するとPASSと表示されるのでSC-03EをPCから外し、通常起動する。
・各種セットアップ後、PlayストアからSuperuserやSuperSUなどのroot権限管理アプリをインストールする。

なおいくつか問題がありました。
・私の環境(Windows8 Pro 64bit)ではKiesでファームウェアアップグレードを完了することができませんでした。Win7以前のOSを使用すればいいかもしれません。
・TitaniumBackupでアプリのアンインストールが行えませんでした(アンインストールしようとすると端末が再起動する)。環境設定→トラブルシューティング設定→システムのBusyBox使用にチェックを入れることで出来たという報告もあるようですが私の環境では出来ず、結局凍結しました(要有料版)。

というわけでSC-03Eのroot取得でした。簡単に使用してみましたが上記以外には特に問題もなく軽快に動作しています。Antutuのスコアでは17000ほどなので数字の上ではGalaxyNexus(Google純正4.2.2)のダブルスコア以上というスペックです。見た目としてはGalaxyNexusに比べディスプレイの発色が良く、美しく感じます。その他SC-03E独自の機能も多々あるのでしばらくメイン機として使用したいと思います。

テザリングに関してはそのままだと強制的にspモードのAPNに書き換えられてしまいMVNOのSIMでは利用できません。framework-res.apkの変更が一般的ですが昨今はXposedを使った方法が簡単なのでテザリングが必要な場合は試してみてください。
なおXposed用テザリングパッチは下記のひまづぶしさんのサイトで公開されています。

以下のブログを参考にさせて頂きました。
GALAXY S3α SC-03E 購入、そして即root化。簡単手順公開。(徒然覚書 さん)
GALAXY S3α SC-03E ROOT-カスタムROM まとめ (blackzigong さん)
小物パッチを集めたXposed moduleを作成しました (ひまづぶし さん)

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6/7追記
記事追記。