au版iPhone5をiOS7にアップデートとR-SIM7+

iPhone5s/5cの発売も目前ですがそれに先駆け現行モデルに最新バージョンであるiOS7が配信され始めました。


今回も6.1.4の時と同様にiTunesではなく端末のみ(OTA)でアップデートを行いました。注意点としてはダウンロードが完了してもバッテリー残量が50%を切っているとエラーとなりアップデート出来ません。またダウンロードとアップデートにそれぞれ約30分、全体としては1時間弱かかりますので余裕があるときに行うほうがよさそうです。
アップデート完了後は初期設定を行えば晴れてiOS7となります。


ということでiOS7となりました。少し触った印象ですが重くなったと感じることはありません。なお上部に表示されているキャリア名がKDDIからauになっていたりプリインストールアプリや設定のUIも少し変化しています。なおデータや設定は引き継がれていました。

正直なところiPhoneはあまり触っていないのでよくわかりませんが現時点でもiOS6.1.3や6.1.4での脱獄は確立されていないようなのでiOS7にしてしまってもいいかもしれません。iPhone5ということでスペック的にも問題ないので最新環境で使用したほうがいいと思います。
ただしiOS7環境ではSIMフリー端末であってもMVNOが提供するSIMが使用できないという話も聞くのでそのような用途で使用している場合は注意が必要です。
→影響は一部端末のみのようです(後述)。

ここで気になるのはそのSIMフリー化するための下駄の挙動です。手元に以前購入したR-SIM7+(v6.2)があるので早速試してみることに。手順は以前と同様です。実験に使用したものはFOMAの通話契約のみSIM。


結果ですが上記画像のように一応はドコモの電波を掴んでいます。心なしかiOS6.1.4以前よりも掴みが良かったです(あくまで個人的な印象)。ひょっとしたら着信もできるようになったのではと淡い期待をしていましたがそうは問屋が卸しませんでした。発着信に関しては今までと同様に発信は問題ないが着信はできないという結果です。


これも前回と同様ですがLTEをオンにすると圏外になりSIMが一時的に使用不可能の状態になってしまいました(その後ドコモ端末で再認識させることにより回復)。データ通信に関しては検証していませんがネット上では問題ないという報告が上がっているようです。また通話+データ契約SIMならば着信できたという報告も目にしました。

このデータ通信に関してですが前述のようなSIMフリー環境であってもMVNOサービスが利用できない可能性があるとのことでIIJmioがテストを行っていました。

iOS 7 配信開始! IIJmio高速モバイル/D 動作確認しました
IIJmio高速モバイル/D、SMS対応。セルスタンバイ問題の対策にも

IIJmioのブログ(てくろぐ)によるとiPhone4とiPad2(どちらもSIMフリー版)では通信できなかったもののそれ以外は従来通りとのこと。なお10月からSMSに対応するにあたりSMSオプションに加入したSIMであればiPhone4とiPad2でも3G通信が可能になるようです。

iOS7の登場やドコモ参入ということでiPhoneを取り巻く環境はかなり変わってきました。下駄に関してはiPhone4sに比べ5では未だに安定的に利用できる製品がありません。期待されたドコモ版iPhoneもLTEをMVNOサービスで利用できないなどiPhoneを自由に使用するという行為は難しいものだと痛感しました。

関連記事
iPhone5記事まとめ

9/25追記
一部記事更新。

9/27追記


iOS7.0.2が配信中。

コメント

このブログの人気の投稿

ASUSマザーでSSDのSecureEraseを行う