XperiaX10(SO-01B)には現在公式ROMを始めGB、ICS、JBをベースとした様々なカスタムROMが存在しています。そしてなんと最新環境である4.3をベースとしたROMが登場しました。
前回こんな記事を書いたばかりですが物は試しということで早速焼いてみることに。
必要なもの
・Android開発環境およびFlashtool、ドライバ
・CWM Recovryが導入できるカーネル
・4.3のカスタムROM (ev_es209ra-3.3.0-v1-alpha.zip)
・4.3のカーネル (kernel-4.3-v21.ftf)
・4.3用のGapps (gapps-jb-20130813-signed.zip)
注意
通常は使用したいカーネルを焼くだけでカスタムリカバリが導入できていましたが現段階では開発途上ということで4.3カーネルでCWMの導入が出来ないようです。そのためなんでもいいのでCWM Recoveryを先に導入し各種wipeやROM焼きを行い、最後に4.3用のカーネルを焼くという手順を取っています。
手順0
・ダウンロードしたカスタムROMとGappsを端末にコピーする。
・Flashtoolを使用しCWM Recoveryが導入できるカーネルを焼く。ここではkernel-4.2.1-v21.ftfを使用。
※すでにCWM Recoveryが使用できていれば必要ありません。
手順1
・端末起動、CWM Recoveryに入る。
・各種wipe実行。さらにev_es209ra-3.3.0-v1-alpha.zipとgapps-jb-20130813-signed.zipを焼く。
・端末の電源を落とす。
手順2
・Flashtoolを使用しkernel-4.3-v21.ftfを焼く。
・端末を起動して完了。
これでX10に4.3環境を導入することが出来ました。しかしまだ問題も多くCWM Recoveryに入れないなど幾つかの主要機能が使用できません。
使用確認できた主な機能はWiFi、モバイルネットワークなどです(GPSやカメラも何とか動きました)。テザリング(WiFiおよびBluetooth)は使用できませんでした。
使用感としては4.2.2ベースのカスタムROMの様に使用不能になってしまうこともなく4.1.2ベースのROMの様な重いながらも動くという感じでした。
とはいってもやはりサクサク感はGBに分があります。
というわけでX10に4.3環境を導入するという話でした。正直なところ4.2.2の時点でX10の命運も尽きたかと思いましたがまさかの最新環境導入となりました。思っていた以上に動くので今後不具合が解消されることがあればX10のカスタムROMとして選択肢になると思います。
個人的には前回2.3.3環境に戻し、Bluetoothテザリングを用いたルーターとして使用していました。しかしGBでは公式にサポートされていないため出来ればJB環境にしたいと思っていたので今後の動向を見守りたいと思います。
関連記事
SO-01Bのカスタム記事まとめ
以下のサイトを参考にさせていただきました。
Evervolv 4.3 - alpha (xda developers)
9/11追記
結局ICSベースのROMでBluetoothテザリング運用中。
前回こんな記事を書いたばかりですが物は試しということで早速焼いてみることに。
デフォルトはライブ壁紙のネクサスでした |
必要なもの
・Android開発環境およびFlashtool、ドライバ
・CWM Recovryが導入できるカーネル
・4.3のカスタムROM (ev_es209ra-3.3.0-v1-alpha.zip)
・4.3のカーネル (kernel-4.3-v21.ftf)
・4.3用のGapps (gapps-jb-20130813-signed.zip)
注意
通常は使用したいカーネルを焼くだけでカスタムリカバリが導入できていましたが現段階では開発途上ということで4.3カーネルでCWMの導入が出来ないようです。そのためなんでもいいのでCWM Recoveryを先に導入し各種wipeやROM焼きを行い、最後に4.3用のカーネルを焼くという手順を取っています。
手順0
・ダウンロードしたカスタムROMとGappsを端末にコピーする。
・Flashtoolを使用しCWM Recoveryが導入できるカーネルを焼く。ここではkernel-4.2.1-v21.ftfを使用。
※すでにCWM Recoveryが使用できていれば必要ありません。
手順1
・端末起動、CWM Recoveryに入る。
・各種wipe実行。さらにev_es209ra-3.3.0-v1-alpha.zipとgapps-jb-20130813-signed.zipを焼く。
・端末の電源を落とす。
手順2
・Flashtoolを使用しkernel-4.3-v21.ftfを焼く。
・端末を起動して完了。
これでX10に4.3環境を導入することが出来ました。しかしまだ問題も多くCWM Recoveryに入れないなど幾つかの主要機能が使用できません。
使用確認できた主な機能はWiFi、モバイルネットワークなどです(GPSやカメラも何とか動きました)。テザリング(WiFiおよびBluetooth)は使用できませんでした。
使用感としては4.2.2ベースのカスタムROMの様に使用不能になってしまうこともなく4.1.2ベースのROMの様な重いながらも動くという感じでした。
とはいってもやはりサクサク感はGBに分があります。
というわけでX10に4.3環境を導入するという話でした。正直なところ4.2.2の時点でX10の命運も尽きたかと思いましたがまさかの最新環境導入となりました。思っていた以上に動くので今後不具合が解消されることがあればX10のカスタムROMとして選択肢になると思います。
個人的には前回2.3.3環境に戻し、Bluetoothテザリングを用いたルーターとして使用していました。しかしGBでは公式にサポートされていないため出来ればJB環境にしたいと思っていたので今後の動向を見守りたいと思います。
関連記事
SO-01Bのカスタム記事まとめ
以下のサイトを参考にさせていただきました。
Evervolv 4.3 - alpha (xda developers)
9/11追記
結局ICSベースのROMでBluetoothテザリング運用中。
今もS0ー01Bを現役で使用中です。正確にはX10仕様2.33でドコモを離脱しています。興味深く読ませて頂きました。今後も楽しみにしています
返信削除ご丁寧にありがとうございます。今月はkitkatが発表されるとのことなのでX10にも移植されるといいですね。
削除