XperiaX10(SO-01B)を公式2.3.3ROMに戻す+root取得

XperiaX10(SO-01B)ですが最新のカスタムROMは4.2.2ベースのものが出回っています。そんな中ある程度の実用性を考慮して4.1.2ベースのROMを最近まで使用していました。しかし時間が立つに連れて動作が非常に重くなることがあったり、テザリングが使用できないなどいくつか不便な点がありました。
そして思案した結果、公式2.3.3(GB)に戻すことにしました。

懐かしいを通り越して新鮮

X10向けのカスタムROMは無論GBのものもありますが公式2.3.3を使用したことがなかったためあえて焼いてみることにしました。手順や必要な物は記載するまでもありませんがメモとして残しておきます。

必要なもの
・Android開発環境およびFlashtool、各種ドライバ
・公式2.3.3ROM (X10i_3.0.1.G.0.75_GLOBAL-GGL GENERIC 1232-9897.ftf)

※ftfですが持っていなければ現在では 所感 ~android~ さんからダウンロードすることが出来ます。

手順1
・端末の電源を落とす。


・Flashtool起動。Exclude TAにチェックを入れる。
・バックキーを押しながら端末をPCに接続、ftfを焼く。
・作業が終わり次第完了、端末を起動する。

手順2
・端末起動後、USBデバッグと提供元不明のアプリにチェックを入れる。
・PCに接続し、Flashtoolを起動。


・端末を認識するとrootボタン(南京錠マーク)がアクティブになる。クリックしてsuperuserかSuperSUを選択する。
・画面の指示に従い、作業が終われば完了。

これで全て完了です。X10のroot取得ツールはFlashtoolに組み込まれており非常に手軽に行うことが出来ます。

なお表示は所謂中華フォントになっています。以前rayやarcでフォントの変更をしましたがX10では少し手順が違います。具体的にはフォントファイルをsystem/fontsにコピーし、そのttfのパーミッションを"rw-r--r--"に変更するだけです(fallback_fonts.xmlをコピーする必要はありません)。

使用感ですがテキパキ動きます。いわゆるサクサク感を久々にX10で感じることが出来ました(ヌルヌル感はありませんが…)。ちなみにIIJmioのSIMを挿入してみましたがデータ通信およびテザリングに問題はありませんでした。

というわけでX10のGB化でした。これまでは最新環境が導入できることに嬉しさを感じ、色々と試してきました。しかしそれはあくまで実用性を排したものでありスマートフォン本来の使用方法とは乖離したものでした。今回のこの作業で「デバイスは実用的でなければ意味が無い」ということを改めて思い出しました。
もちろんどちらいいかというわけではありませんがこれで我が家のX10は快適なモバイルWiFiルーターとして第二の人生を歩めそうです。

以下のサイトを参考にさせていただきました。
XPERIA X10  (所感 ~android~ さん)

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