T-01Dでroot取得後の動作について

前回T-01Dのroot取得を行いました。挙動などを含め簡単に見て行きたいと思います。
※注意点ですが再起動すると一部機能が制限されるのでその都度再設定する必要があります。


まず気になったのがGPS関連です。これはrootedは関係ありませんが補足するまで時間がかかります。また精度も良くないので何か改善する方法を探さなければなりません。

rooted環境で問題なのがGPSと広告ブロックアプリであるAdAwayとの共存が出来なくなる(衛星を補足出来なくなる)という点です。うまく問題を回避する方法もあるようですが私の環境では効果が得られなかったのでアプリを変えることにしました。


いくつかありましたがAdblock Plus for Androidというアプリに変更。まだあまり使用していないので効果は未知数ですがその筋では有名なアプリのようです。本来は日本向けには対応していないとのことですが有志により国内向けにカスタマイズされたものが公開されていたので使用させていただきました(下記参考サイト参照)。
アプリ変更による効果は確かにあり、GPS補足と広告ブロックの両立ができるようになりました。

恒例のTitaniumBackupによるプリインストールアプリ削除はドコモ関連、ワンセグ、赤外線など省電力関連以外はほとんど行いました。かなりの数なので骨が折れますが待機状態の電池持ちは良くなったと思います。なお冒頭にも記載しましたが一度再起動するとアプリ削除が一時的に行えなくなるので注意が必要です。


ベンチマーク測定はAntutuを使用しましたが最大クロック1200MHzで10202というスコアでした。GalaxySIIと(スコア上は)同程度といったところでしょうか。

電池持ちに関しては余分なアプリを削除しているため悪くは無いと思います。しかしいざ端末を使い始めるとバッテリーが小容量なためかどんどん減っていきます。対策としては省電力機能を使って最大クロックを落とすしか無いかと思います。
クロック制限は設定→NX!エコ→オリジナルエコモード→CPU周波数から変更することができ、2段階に調節することが出来ます。

・操作性を優先して制限する


最大クロックは800MHzに制限されます。Antutuスコアは7499でした。通常操作ではそれほど制限による変化を感じません。

・電池もちを優先して制限する


最大クロックは600MHzに制限されます。Antutuスコアは6272でした。600MHzともなるとさすがにもっさり感を覚えます。

電池残量については環境や使用方法によりかなり変化するところではありますがデータ通信用途として使うとなると予備バッテリーや補助充電器を持ち歩いたほうがいいのではないかと思います。

その他端末の挙動ですがクロック制限しなければそれほど苦になる場面はありません。ただし標準のカメラアプリに関してはアプリ自体が悪いのか端末の性能ゆえなのかわかりませんが動作が重く使いづらい印象を受けました。

ということでT-01Dのroot取得のその後でした。とにかくroot取得出来るのである程度のカスタムが可能なことから安い国内メーカー端末を探しているということであれば購入を検討してみてもいいかもしれません。個人的に今話題の指紋センサーに期待していましたが3回に1回しか認証出来ないという精度だったので使用は諦めました。

以下のサイトを参考にさせていただきました。
Adblock Plus for Android改 (ゴ ミ 箱 さん)
※一部文字が正しく表示できませんでした。申し訳ありません。

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