SC-02B及びSC-04DにCM11 M8ビルドを焼く+Android Lテーマパック

CyanogenModといえばAndroidカスタムROMの最大手であり、日夜様々なデバイス向けROMが作られアップデートされています。7/8付でCM11のSnapshot(NightlyとRCの間に当たる)の最新バージョンであるM8ビルドがリリースされたのでGalaxyS(SC-02B)及びGalaxyNexus(SC-04D)に焼いてみることにしました。


必要なもの
・CM11 (CyanogenMod Downloadsよりそれぞれの端末にあったものを選択)
・Gapps

手順
・焼き方に関しても端末それぞれの方法に準じて行う必要があります。
→参考SC-02BSC-04DのカスタムROMの焼き方


まずはSC-04D。このM8ビルドからAndroidバージョンが4.4.4となりました。


SNAPSHOT-M8ビルドであることが確認できます。ベースバンドはSC-04Dのものなので国内での通信は問題ありません。


ベンチマーク計測。Antutuで9000弱でした。


今回はさらに"Android L"のCM11用テーマパックを適用。


設定画面などもAndroid L風なデザインになっています。


項目ごとに適用範囲を設定することが出来ます。しかしSC-04D、SC-02Bともブートアニメーションはうまく変更できませんでした。


なお今回のM8ビルドからAndroid Lで実装されたヘッドアップなどいくつかの機能が移植されていました。


続いてSC-02B。私の環境では心なしかいつもよりもっさり感を覚えました。


専用カーネル+各種パッチも適用。ro.telephony.ril_classをRILに変更し、問題なく発信出来ました。データ通信に関しては試していませんが大丈夫かと思います。


ベンチマーク計測。Antutuで6000ほどでした。


SC-02BもAndroid Lテーマパック適用。


CM11用Android Lテーマパックはxdaで公開されています。
[THEME][VERSION-4][CM11]Android L Theme (xda)


ということでSC-02B及びSC-04DのCM11 M8ビルド焼き+Android Lテーマパックでした。これでレガシー端末である両者を最新環境である4.4.4とすることが出来ました。GalaxyNexusはともかくGalaxySがここまでカスタム出来て実際に使用できるとは本当に驚きです。

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